発表会終わりました

今年度も沢山の皆さんに支えられ、無事発表会終えることができました。
多分もうベテランの年齢なはずなのに、何度発表会を経験しても私は年々反省点が増え続けます(^_^;)
(反省点の一つとして、ブログ用の発表会写真は余裕がなくて撮れませんでした…(泣)お見せできなくてごめんなさい。)

プログラムには一人一人の曲紹介を私のコメントで載せているので、うちのプログラムは冊子になっています。実は締め切り直前まで何十時間か(^^;かなり格闘していて、「まずい!講師演奏の練習もしないと…」とかなり焦りつつ、でも毎年ご家族の皆様にご好評を頂いているので、それが嬉しくて、なんとしても!!…と演奏よりプログラム制作に力を入れた結果、ソロ演奏はミスりまくりました(練習不足)(T_T)
なのに!そんな私の演奏に、生徒さんやご家族の皆様、真剣に聴いてくださって、抱えきれない花束を頂き、ありがたいやら申し訳ないやらお恥ずかしいやらで、もう胸がいっぱいで涙が…((((;゚Д゚)))))))
ありがとうございました。

さて主役の生徒さん達。
一年の成長ってすごいですね。みんなチャレンジする曲がぐんとレベルアップしました。
うちの教室では大体発表会の3ヶ月前から曲の練習に入ります。3ヶ月かけて完成させる曲ですから皆それぞれに大曲に挑むのですが、ピアノって時間が経てば弾けるようになる訳ではないので、3ヶ月間努力し続けなくてはいけません。そうやって3ヶ月向き合った一曲を舞台で演奏します。本当は期日に間に合わせて仕上げただけでもすごい事なんです。
スポットライトを浴びて、客席全員の注目を一身に集め、静寂の中、自分の奏でる音だけが響きます。
音楽は「時間の芸術」です。それが魅力でもあるのですが、
もし緊張で頭が真っ白になったら…、指がもつれてしまったら…、もし止まったらどうしよう!!
そんな不安を抱えながら、舞台袖で泣きそうな顔しながら待つ生徒さん達が愛おしい。そしてなんとか自分を奮い立たせ、ピアノの前でお辞儀した時には、まだ小さな幼稚園の生徒さんでさえも決意と強さが感じられます。
普段の生活で、こうして一人スポットライトを浴びる機会が他にあるでしょうか?
演奏を終えた生徒さんは、皆笑顔でした。
失敗しちゃってもいいんです。私の大好きな和食料理家の土井善治先生は「そのプロセスが大事なんです」と言いました。美味しい美味しくないはただの結果であって、受け止めればいいだけの事。大事なのはそのプロセスなんだと。
素敵な言葉ですよね。みんな本当に頑張ったよ!!!

発表会を終えると、ほぼ全員、生徒さん達はぐんとレベルアップします。
大曲を仕上げた後、大きな舞台を経験して自信もついて、普段のテキストに戻ると随分簡単に見えて、モチベーションも上がるようです。(^^)

さて来年の発表会に向けて、私もまた一年がんばります!

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