学芸会でのこと

あまりに忙しくて、久しぶりの投稿になってしまいました。
昨日は息子の小学校の学芸会でした。
息子の学年は合唱・合奏です。
明後日には同じ曲を市内音楽祭で披露するそうです。
前回のブログ投稿で、夏休みに息子がピアノ伴奏のオーディションに参戦した事を書きました。https://iz-piano.com/blog/2018/08/09/natuyasumifunntoki/
その後ブログ更新する余裕がなく、結果を皆さんにお知らせせずにおりましたが、今日はその後の話も含め書いてみたいと思います。

夏休み明け、息子は約束通り立派に曲を仕上げ、強弱等の曲想、ペダリングまで
ほぼ完璧に仕上げました。ミスさえしなければ誰にも負けない演奏だと私も安心してました。

そして迎えた校内オーディションの日。
満面の笑顔で帰ってきましたよ。
夏休み前に12名程度いた候補者は挫折が相次ぎ、最終的に残ったのは息子を含め4名。
そのうち2名は途中までしか譜読みが終わらず、
実際には息子ともう一人優等生君との対決だったらしいです。いつもなにやっても適当な息子が、まさかの演奏をしたのが、先生達には驚きだったのでしょう。息子が弾き終わった時だけ、歓声と共に拍手が巻き起こったそうで、
息子は「やった!僕が選ばれる!」と確信したのでしょう。
学校から帰って、満面の笑みで嬉しそうに報告してくれた息子は本当に見た事のない、いい顔をしていました。

しかし、

翌日の結果発表、選ばれたのは優等生君の方でした。
察するに単純にミスの数だけで判断されたのではないでしょうか。
朝、学校で先生から結果を聞き、落胆し、そのまま家に帰りたかったであろう息子。それでも笑顔を作り、午後まで普通に学校生活をこなし帰ってきた姿に涙がでました。どんなに心が辛かったことか。
「僕はどんなに頑張っても〇〇君(優等生くん)には勝てないんだ」
そんな彼の言葉が胸に刺さりました。

息子、本当によく頑張った。鬼のようなレッスンに耐え、毎日2時間の練習をこなし、
有言実行、本当に曲を一曲仕上げた。
はじめは興味もなかった祖父母も、いつの間にか応援団になっていて、
この日は、家族みんなで泣きました。

ごめんね、お母さんの力が足りなかったんだよ。そう言いたかった。

もうピアノなんかやめる。
きっとそう言うだろうなと思っていました。

だけど、違った。
彼は今度は学校の先生ではなくピアノのプロが判定してくれるコンクールに向けて決意しました。秋になった今でも、毎日ピアノに向かい、頑張っています。

あぁ、母親の私が思ってたより、この子はずっと強いんだなと思いました。

その後、学校では伴奏が決まったので他の子達も加わっての練習。
優等生君の伴奏を聞いて、歓声をあげる他の子を見ながら
「僕だって弾けるのに…」
そんな悔しい想いを、家に帰ってから聞くのもなかなかツライものでした。
誰も息子がこんなにピアノが弾ける事を知らないまま、学校生活が過ぎて、

そんな中の昨日の学芸会。
私は正直見に行くのが嫌だった。
でも、、、最高にカッコよかった!!!!
ピアノ伴奏にはなれなかったけど、その頑張りを認めてもらえてベースギターを任せてもらえた息子。
もう一度しつこいですが、最高にカッコよかった!!!!!

そして、嬉しい事がもう一つ、
一緒に帰ろうと息子が校舎から降りてくるのを待っている間、
優等生君のお母さんが話しかけてくれました!
一度もお話ししたことのなかった優等生君のお母さん。
とても素敵な人で、話しているうちに、
優等生くんも夏休み中とても努力した事がすごく伝わりました。
「あんなに練習した事なかったので…」とお母さん。
ああそっか、優等生君だって努力して優等生なんだよな、
息子は選ばれなかったけど、優等生君と私の息子、どちらが選ばれても切ないし複雑だったな。
・・・そんな事を改めて実感。
スポーツで、対戦相手の肩を叩き合う風景、まさにあの気持ちが身をもって分かりました。

ピアノってやっぱりいいな。
涙を流しながらの努力、達成感、悔しさ、嬉しさ、
そして応援されてもらったり認めたり認めてもらえたり、
この夏、息子達が経験した事ってものすごく大きくて、涙が出るほど。
ピアノにチャレンジする、それってただピアノを弾くそれだけに聞こえるけど、
実はそうじゃなくて、心の成長や経験をする事に繋がるんだな、って思いました。

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